いつになったら素敵な家具を紹介するんだと叱られそうですが、もう少し著者のつまらないお話にお付き合い下さい。
ただ家具を紹介するだけって、何か味気ない気がするのです。家具の紹介の前に、このブログの方向性や著者自身の経歴について知ってもらうことで、著者が紹介するものにより共感を感じてもらえそうな気がするのです。
さて、一人暮らしをする上で快適な間取りというのは、どういう間取りでしょう。
狭い方がいいのか、とにかく広い方がいいのか。
希望の間取りさえ決まれば、探すのにはさほど時間が掛からないという人でも、部屋選びの段階では意外と迷う方も多いと思います。
今回は不動産表記などで使われる「K」「DK」「LDK」といった記号を使いつつ、具体的に検証していこうと思います。ちなみに著者は賃貸マンションの仲介業に長く従事していた経歴もあります。そこから得た経験も活用しつつ、検証していくつもりです。
著者住居歴
今は大阪のワンルームマンションで暮らしていますが、それまで著者は京都で10年以上生活していました。その間にいろいろな間取りの部屋に住みました。一番最初は大学の友人宅の7帖ワンルームに、1年ほど居候させてもらいましたが(笑)それを除いて、まずは4.5帖の和室のアパートから18帖の1K、1LDK、1DK、そして現在の6帖のワンルームに落ち着いています。
4.5帖の和室
4.5帖はかなり狭いと思われるかもしれませんが、何でも手の届くところに物があるのは意外と便利でした。ただ古いアパートだったので天井も低いし、4.5帖の狭さ故に物が増えると圧迫感が半端ないのも確か。
18帖の1K
そこで次に住んだのが18帖の築浅1K。狭いところに住んだ反動で、とにかく広いところに引っ越したかったのです。
ところがこの18帖という広さは、とにかく広すぎて使い勝手は良くなかったのです。4.5帖の部屋に溢れ返った荷物も18帖の中では、ほんの一部を占めるだけで、他の空いたスペースを活用しきれませんでした。
1LDK
その反省から、次はただ広いだけじゃなく、寝るところと食事したりテレビを観るところとを別々にできる1LDKに住んでみました。やはり1LDKは使い勝手がよかったのを今でも覚えています。ただ一人暮らしということもあってか、LDKよりも寝室に割り当てた和室で過ごすことが多かったので、無駄なスペースが多かったとも言えます。
1DK
そして次の引越しでは、寝るところと食事やテレビを観たりする空間とを半々くらいで使えるように1DKの部屋にしてみました。使い勝手としては、ここが一番バランスが良かったように思います。
一人暮らしに向いてる間取りは?
ずばり7~8帖の1Kタイプか、小振りの1LDK、あるいはDKが広めの1DKではないかと思います。
仕事から寝るためだけに帰ってくるような生活が続くような人なら、まず1Kタイプで十分です。無駄なお家賃を払って広いところに住むメリットは薄いですから。
賃貸マンションで多く見かける1DKではDK部分が通路状になっていて、こんなところにテーブル置けるの? といった間取りのものには注意です。そういう間取りの使い勝手としては、ほとんど1Kと同じになってしまうので敬遠しておく方がいいです。
1LDKで探す場合、LDK部分がやたら広くて落ち着かない、家具がある程度揃ってないとスカスカな感じになるといったデメリットがあります。部屋で過ごす時間が長い、または家具をたくさん持っている、あるいは持ちたい人には向いていると思います。
椅子に腰掛ける生活か、床に座る生活か
間取り以外に天井の高さにも注意してください。築の古い物件には天井が低いものが多いです。これは基本的に和室を前提にした作りのためと考えると理解しやすいです。
和室など床に座る生活の場合、天井は低くても構わないのですが、椅子に腰掛ける生活では、低い天井は圧迫感が出てきます。具体的な数字だと天井まで230cm以下なら床に座る生活の方が向いています。
お部屋探しのポイント
お部屋探しのポイントを挙げ始めると正直キリがないのですが、部屋に何をどのサイズのものを置くのか、などを予め決めておいて選ぶ場合と、逆に部屋に合わせてどのようなものを買い揃えるかという場合で、かなり変わってきます。つまり家具に合わせて部屋を選ぶのか、部屋に合わせて家具を選ぶのか、ということです。
家具に合わせて部屋を探すとなると、当然オーダーメイドで部屋を作るわけじゃなく、もうすでに建ってるものの中から選ぶわけですから、妥協しなければならない点は少なからずあるものだと覚悟しておかないと、いつまで経っても引越しできません。
部屋に合わせて家具を選ぶ方が部屋探しとしては楽ですし、家具選びの方が経済的な面でも部屋探しよりもはるかに気軽に行えるという点も見逃せません。
これから先、このブログがみなさんの家具選びの参考になれば幸いです。
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